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人生の豊かさは食卓から「ナガハマ88」

人生の豊かさは食卓から「ナガハマ88」

FOOD

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「そういうものって惹きつけるものがあるんです。」

ここは読谷村の古い住宅地にある自然派ワインと純米酒の小さな酒屋さん「ナガハマ88」。

元々オーガニックメインのお店を目指していたのかと聞くと、なんと気づいたらこうなっていたという。

「結果的に自然派が多くなって、実はたまたまそうなったんです。笑」と店主の清水さん。

一口食べて味わい深く、ん?もう一回味わってみようとか。ん?もう一回飲んでみようとか。

頭にどんどんクエスチョンが増えてきて、気づいたら引き込まれていったそうだ。

Google mapを駆使しながら、うねうねしたまるで迷路のような沖縄独特の住宅地を奥へ奥へと進むとたどり着いた「ナガハマ88」は、なんだかジブリの世界に入ったような感じだ。

この小さな店舗は納屋を手作りで改装したものだという。

古くからある沖縄の一軒家には豚小屋や離れの小さな小屋がついているのが一般的とのことで、

清水さんは元々あった豚小屋を駐車場に変え、そして納屋を大切に手直ししたという。

「私は昔から古いものが好きで。温もりある古いものを大事にしながら、酒屋っぽくないワクワクするような雰囲気にしたいなって思って作ったんです。」そう言いながらにっこりと目を細める清水さん。

自然派ワインと純米酒を中心とした食べ物や調味料を取り揃えているナガハマ88(ナガハマ エイティーエイト)は、

ラインナップが丁寧に考え抜かれたものであるのは一目瞭然。

10年ほど前、小さなカフェバーを東京でやっていた時に初めて自然派ワインと純米酒に出会ったという。

「もう今までのお酒の世界観がガラッと変わっちゃったんですよ!もう食べ方についても見方が変わって。味わいとか香りとか、テクスチャーとか。口に入った時の体験に真剣にちゃんと向き合うようになったんです。」

「お酒との組み合わせもあるけど、しっかりと味わって食べるっていうことなんですよね。食事と向き合うというか。これってこんなにも美味しいんだ!うわぁっていう。笑」と、ついつい熱が入る清水さん。

本当に美味しいと思えるもの。そんな「食事と向き合えるようなもの。」をセレクトしているという。

「うわぁ、全然違う!ってなるんです。笑」

そんな清水さんご家族は3年前に東京から読谷村へ移住。

最初はギャップに戸惑ったものの、アットホームな雰囲気を最初から感じたという。

「なんか人と人との繋がりが濃いのが懐かしい感じがするんですよ。なんていうか、タイムトリップしたような感覚になってすごくほっこりするんです。沖縄は街並みや昔の伝統の家とかが生きていて、建物をちゃんと生かしながら使ってるところも素敵なんです。」

と、まさにナガハマ88は地元の人たちが大事にしてきたことを汲み取り自然と体現していた。

移住してすぐ元々どハマりしていた自然派ワインと純米酒など、清水さんが好きな種類が気軽に手に入らなかったことに気づいたという。

「意外と取り扱いされているところが少なくて。でもこのエリアの長浜には民泊が結構あるんですよ。私達家族は旅行とかする時、絶対泊まるところの周りの美味しいお酒とかを買えるお店を探すんです。だから私達も同じようにナガハマ88でちょっといつもより美味しいものを伝えたいなって思って。」とオープンのきっかけを語ってくれた。

「こだわりを出しすぎると独りよがりになってしまうので、お客さんと会話しながらその時の「今」欲しいものを置くようにしてます。自分達の押し売りにならないように。笑」と微笑んだ。

なるべく具体的に、食べるシーンを思い浮かべながら落とし込むように話すという「対話」が織りなすインパクトについても語ってくれた。

清水さんはまるで懐かしい記憶を思い出すかのように商品それぞれの説明をしてくれた。

きっと自分たちでじっくり味わってそのもの自体と向き合ったからこその想いが伝わるのだろう。

食品について話を聞いているのに、こんなにもノスタルジックにうっとりすることなんてそうそうない。

「自分たちの経験だったり食卓の延長にあるような説明で伝わるように気をつけてます。ストーリーもそうだし、みなさんが一つ一つの味わいを感じられるものを置いてますね。」

夫婦で味わいを話し合って一緒にセレクションすることもあるという。

「やっぱり家族にとって食事が一番大事なんですよ。食べることに楽しみが一番あって。ほら、食卓って絶対人が集まるし子供も巻き込んで楽しめるから。」というと子供たちに優しく微笑んだ。

食卓の時間を丁寧に感じ取ると有難みまで自然と生まれ幸せになるという。

食べ物があって、人が集まる。

なんとも当たり前な話なのに、人生を楽しむ秘訣をコソっと教えてもらったような気持ちになった。

読谷村に訪れる際は、是非もうちょっと奥へ入って「ナガハマ88」へ訪れてほしい。

そこには味わいから生まれる偽りのない幸せを見つけることができるだろう。

いつもの食卓をちょっと豊かに。旅先でちょっと美味しいものを。

その時間を一緒に分かち合えることが究極の幸せなのかもしれない。

店舗情報:

ナガハマ88(ナガハマエイティーエイト)

住所 〒904-0324 沖縄県中頭郡読谷村長浜88番地

営業時間 11:00-17:00(月・火)、12:00-18:00(金・土・日)

定休日 水・木・祝日

(*最新の情報は店舗のインスタよりご確認ください。)

@nagahama.88

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