
Champlu VA vol.1 「Cafe&Bar Prime」
ニューオキナワカルチャーメディア「Champlu」の Video Article がスタートしました。
第1弾は普天間の雑居ビルから発信されるカルチャー。
県内外からミュージシャン、デザイナー、アーティスト、ファッショナブルな人々が集まるカルチャーのクロススポット的存在の「Cafe&Bar Prime」を紹介。
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CULTURE
すごくセンスの良いお店に足を踏み入れると恐縮してしまう事はないだろうか。PEBBLEの店内に入ったときに、ふと迷い込んだ猫のような気持ちになった。なんせ実に洗練された空間なのだ。古家具が連なる中、動線さえも美しく見えた。
緊張した心持ちを察してくれたかのように、ひょこっと顔を出して挨拶して下さったのが店主の三橋さん。「お茶作ったのでどうぞ〜」と優しく迎え入れてくれて、その瞬間に緊張が解け、木の美しさが温もりへと変わった。
2020年10月にオープンした「PEBBLE」は読谷の大通り沿いにある古家具のお店である。
オーナーの三橋さんは東京で設計事務所の運営しており、東京-沖縄の2拠点で生活をしていたが、一年半前に読谷村にお店ができたことで現在は沖縄をメインに活動している。
20年前に東京でインテリアデザイン事務所としてスタートした「有限会社ペブル」(@pebble_co)は、主にアパレルメーカーの店舗デザインを手掛けているという。現在では店舗デザインからディレクション、ブランディングまでと幅広い活躍をされている。そんな「設計」に長年携わっている三橋さんだが、コロナによってデザインの仕事がストップしたため、何かできることないかと探している中で古家具に出会ったという。
「インテリアデザインをやっていると常に新しさとか流行に触れているので、消耗していくことに少し疲れてしまって。笑 それよりも循環する家具というか、使い古された家具を綺麗にして、また若い人が買ってくれる。そんなことがしたかったんです。」と三橋さん。
セレクトされた和家具をよく見るとあちらこちらに小さな擦り傷があるが、それも実に味わい深い。
個々の歴史が個性へと循環していき、三橋さんがまた新たに温かみを宿すように丁寧に角を丸くしてくれた様子も見てとれる。
「ペブルって丸い石ころのことなんですけど、元々原石が川の流れや潮の満ち引きによって自然に転がって角が取れた小石なんです。その時間経過で最終的に出来上がる石って結構綺麗なんですよね。それってデザインする過程と一緒なんです。ああいうのやりたい、場所はあそこ、商品はこういうのっていう思いが原石で、それに対して、削り落としていく。その作業が実は結構重要で、原石の元々の素材感だったり美しさはそのままだけど、研ぎ澄まされていくとオリジナルなものができてくるんです。」
「だから小石はすごく良い意味なんですよ。」
その言葉は暖かさの中にも誠実さがこもっていた。
「ここをどういうお店にしたいかなって思ってた時に、一期一会だったり、経年経過的な部分が設計事務所と一緒だなって思って。最終的にやろうとしてることはペブルみたいなことなんです。」と笑った。
店内の淡い光が非常に心地よく、店舗の光のこだわりについて聞いてみたところアパレルの店舗設計の場合は洋服に必ずスポットライトを当て込むが、家具で同じことをするとなぜか違和感があったそう。今では器などの作品に当てる以外の照明はわざと全部下に向けて、床から反射するライティングにしているという。
そんな優しい輝きが照らすのは和家具にとっても合う作家さんの作品達。
山本憲卓さんの作品や、Nakamurakenoshigotoの作品、そして小野田郁子さんの作品である吹きガラス工房 彩砂のペンダントライトを置いている。
「このペンダントライトは自宅でも使ってるんですけどすごく好きで。」とおもむろに天井からぶら下がっているライトを指差した。それはガラスの厚みが安心感を持たせ、更にアシンメトリーさが人間の温もりを感じさせるライトだった。
作品と家具は連動しているという。
そんな設計事務所だからこそのこだわりも細部に至る。
古家具を美しく魅せる無駄のない洗練された様子に、それでいて宝探しのワクワクまでもある端麗な店内だが、「ペブル」の考え方に全ての答えがあったようだ。
家具をお探しの方は、是非和家具という選択肢も入れて欲しい。一度PEBBLEに行ってみるとわかるはず。そこは古家具屋さんという顔のモダンなインテリアショップだった。
平日の来店は予約制のためインスタグラム(@pebble_yomitan)へお気軽にDMを。
優しく三橋さんが案内してくださります。
店舗情報:
PEBBLE 古道具と古家具の店
住所 〒904-0304 沖縄県中頭郡読谷村楚辺2256−1
営業日 金土日 10:00-18:00
定休日 月〜木 (予約制のためインスタからDM)
@pebble_yomitan
ニューオキナワカルチャーメディア「Champlu」の Video Article がスタートしました。
第1弾は普天間の雑居ビルから発信されるカルチャー。
県内外からミュージシャン、デザイナー、アーティスト、ファッショナブルな人々が集まるカルチャーのクロススポット的存在の「Cafe&Bar Prime」を紹介。
VOL.4 VOICE BY CHAMPLU CREATIVE MEDIA
-旅の可能性が広がるホテル
私たちにとって旅ってなんだろう。
旅は自分自身をもっと知るきっかけをくれる。
そんなきっかけは心を豊かにしてくれるのだ。
自身への思いやりがホテルのおもてなしと重なりその土地の魅力へと繋がる。
はじめましてなのに、はじめましてじゃない。
それはずっとここに建っていたような安心感。
Southwest Grand Hotelはそんな魅力がシティにいながら感じられるホテル&レストラン。
一つ上の寛ぎに心を委ねて。
ローカルに溶け込みながら少しだけ非日常を体験する。
旅上手なゲストを迎えてそれぞれの「旅」についてお話を聞いていくシリーズ。
第四回目のVoiceはCHAMPLU CREATIVE MEDIAがお届け。
VOL.3 VOICE BY TAMAO&DAVID
ライフコーチ/マーケティング プランナー
-旅の可能性が広がるホテル
私たちにとって旅ってなんだろう。
旅は自分自身をもっと知るきっかけをくれる。
そんなきっかけは心を豊かにしてくれるのだ。
自身への思いやりがホテルのおもてなしと重なりその土地の魅力へと繋がる。
はじめましてなのに、はじめましてじゃない。
それはずっとここに建っていたような安心感。
Southwest Grand Hotelはそんな魅力がシティにいながら感じられるホテル&レストラン。
一つ上の寛ぎに心を委ねて。
ローカルに溶け込みながら少しだけ非日常を体験する。
旅上手なゲストを迎えてそれぞれの「旅」についてお話を聞いていくシリーズ。
第三回目のVoiceはパワーカップルTAMAOさんとDAVIDさんのお二人。