
【6/9発売】沖縄カルチャーガイド『Champlu』最新号 vol.3、発売します
2020年の創刊から、島の“今”を追いかけてきた沖縄カルチャーガイド『Champlu(チャンプルー)』。その最新号となる vol.3 が、2026年6月9日に発売 します。北谷から名護まで地元と旅人が交わるスポット、夜を彩るバー、そして島で手を動かし続けるクリエイターたち──「新しい沖縄」をまるごと一冊に閉じ込めました。
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CULTURE
オフィス街の脇道にひっそりと見える赤い提灯。
入り口に「お一人様2時間2000円、手作りおでん・家庭料理が食べ放題、飲み放題」と書かれた看板。
思わず二度見してしまうほど、実にそそられるメニューだ。
ここおでん専門店「おふくろ」は、山川正子さん、秋久さんのご夫妻で切り盛りしている沖縄おでんの老舗店。浦添で20年、移転して那覇久茂地で来年20年を迎えるという。


沖縄には昔から愛されてきた沖縄おでんが存在する。
沖縄おでんは鰹出汁、豚骨、塩というあっさりの中にも奥行きのある出汁が特徴だ。
入ってすぐ出汁の香ばしくも甘い香りが鼻をつっつき、目の前に湯気立つグツグツのおでんが出迎えてくれる。
おでんには大根、こんにゃく、たまごなどもちろんのこと、沖縄ならでは、いや、「おふくろ」ならではの30種類以上ものおでん種がこの美味しそうな出汁に沈んでいる。
アーサやモズク入りさつま揚げなど練り物も充実し、冬瓜(シブイ)やトマトなど変わり種も盛り沢山。

そして忘れちゃいけないのが「おふくろ」自慢のおでん種「チマグ」である。
とろっとろに溶けたゼラチン質のチマグ(豚足の足先の部位)は絶品。
別鍋で甘辛く煮込んだテビチと両方食べ比べて頂きたい。


「ここはお客さんに単身赴任の方とか、会社関係の方も多いからおでんだけじゃなくてお惣菜も作ってるんですよ。栄養バランスも取れるかなと思ってね。」とマスクの奥に女将の優しさが滲み出る。
25種類以上もあるというお惣菜は「にが菜とブルーチーズ」や「ナーベラー(へちま)明太子」など沖縄の食材を使ったものばかりで、夫婦でオリジナルメニューを決めるそうだ。


「このレバーの塩ボイルはね。昔お正月にお年玉をもらいに行きながらコレを一枚ずつもらってました。沖縄では昔作っていたけどもうなかなか覚えている人は少ないんじゃないかな。」と昔の思い出もさりげなくメニューに入っていることを教えてくれた。

「美味しかったよ。また来ますって言ってくれることが一番嬉しい。」と優しく微笑みながら夫婦で語ってくれた。たまに大将が釣ってきた魚を捌いてお刺身として出すこともあるそうなので、その時に遭遇したら大当たりだ。
お腹いっぱい沖縄のおふくろの味を堪能したかったら、まずここ「おふくろ」を目指してほしい。
人気店のため事前予約をお忘れなく。おでんから二人の優しさが滲み出る味にお腹も心も満たされること間違い無いだろう。

店舗情報:
おでん専門店 おふくろ
住所 沖縄県那覇市久茂地1-8-7
営業時間 月-金17:00–24:00、 土 17:00-23:00
定休日 木曜日、日曜日、祝日
(営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店の際は事前に店舗にご確認ください。)
この記事で紹介したお店をはじめ、沖縄の“今”が楽しめるスポットは、沖縄カルチャーガイドブック『Champlu』に掲載しています。最新号 vol.3(6/9発売)はこちらからご購入いただけます。

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