
「茶樓雨香」お茶に酔う昼下がり
小さく可愛らしい茶器をそっと鼻に近づけるとえらく甘い、なんともミルキーな香りが漂ってきた。
お茶なのにミルキーな香りがするので戸惑っていると、
「それ、乳香っていうんです」と店主の山内さんが教えてくれた。
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牧志公設市場もほど近い、那覇市松尾の夜の道で、煌々とネオンを輝かせるのが2019年12月にオープンした「末廣ブルース」。100年ほど前から続いていたという和菓子屋の雰囲気をそのまま引き継いだ、異色の立ち飲み屋だ。



「先輩後輩同士」だという栄町の人気店「居酒屋 アラコヤ」と、「大衆酒場 八六」のオーナーふたりが共同で経営するというこのお店。もともと和菓子店だった和の空間に、アンティークの家具などで装飾された店内は、異世界のような不思議な雰囲気。威勢が良くも柔らかい若いスタッフたちの接客で、あっという間に物語の中に引き込まれていく。



オープン以来の人気メニューは「豚ハツと生牡蠣のタルタル」(990円)。低温調理したほぼレアな豚ハツに、生牡蠣、エシャロット、県産クレソンを添えて、青唐辛子を漬け込んでピリッとさせた酢醤油でいただく。お好みで自家製マヨネーズを。もちろん、もつ焼きも忘れちゃいけない。ドリンクでは、ビールに日本酒、泡盛が揃い、首里のクラフトビール「ヴォルフブロイ」もいただける。
「カウンター越しに料理をしながら接客できたり、立ち飲みだとスタッフとお客さんだけでなく、お客さん同士でもちょっと交流が生まれるような、そんな距離感があって良いな、と思うんです。だから、この“立ち飲み”というスタイルを沖縄に根付かせたいですね」と、店長の久手堅さん。
観光客も地元客も、吸い寄せられるようにネオンの下にやってきては、食べ、呑み、談笑して去っていく。入れ替わるようにしてまた人がやってきては、遅くまで賑わいが続くのだ。那覇というちょっと個性的な街の一画で、今日も物語が紡がれていく。

末廣ブルース(スエヒロブルース)
住所 沖縄県那覇市松尾2-7-20
電話 098-943-4020
営業時間 平日 15:00~23:00(L.O.22:00)
土 13:00~24:00(L.O.23:00)
日・祝13:00~22:00(L.O.21:00)定休日 水曜日(※最新の情報は店舗のインスタよりご確認ください。)
Instagram @_suehiro_

小さく可愛らしい茶器をそっと鼻に近づけるとえらく甘い、なんともミルキーな香りが漂ってきた。
お茶なのにミルキーな香りがするので戸惑っていると、
「それ、乳香っていうんです」と店主の山内さんが教えてくれた。

通りに面して大きく開いたカフェスペースには、旅人もローカルも入り混じって、ゆんたく(おしゃべり)に興じる様子が見える。そこは、牧志公設市場周辺に幾筋も通る商店街のひとつ、農連市場そばで国際通りの裏口的な場所にあるのが「太平通り」。

カフェやセレクトショップなど、ハイセンスなお店が軒を連ねる「港川ステイツサイドタウン」。観光客を中⼼に賑わうこの街で、2020年9月のオープン以来、香りの専門店として親しまれてきた「THE FLAVOR DESIGN. STORE OKINAWA」は、今年で5周年を迎えた。