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「べんり屋 玉玲瓏」栄町市場を象徴する、餃子の旨い店(那覇市)

那覇の夜の裏路地へ。ローカルな熱狂の中でいただく、食通のための3種の自家製餃子との出合い

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こんがりと焼き目がついた焼き餃子
大将の玉寄浩三さん

1955年に設立された栄町市場は、少し薄暗いアーケードの中にお惣菜の店、肉屋、魚屋、洋服店などがひしめき、戦後の雰囲気を残すローカルな市場。夜になれば赤提灯にあかりが灯り、そこかしこで個性的な飲み屋がのれんをあげる。
そんなディープな雰囲気を漂わせる栄町市場を象徴するお店のひとつが「べんり屋 玉玲瓏」。窓から覗ける厨房では“大将”の玉寄浩三さんが腕を振るい、ガラス戸越しに奥さまの朱 暁玲さんがなめらかな動きで餃子を包む。カウンターには4席、そのほか調理台などをテーブルにした座席は栄町市場の「通路」なので、この場所の雰囲気を体感するにはもってこいのお店なのだ。

餃子の皮でタネを包んでいる様子
カウンターテーブルに置かれた焼き餃子とタレ


いろいろな惣菜が揃う“べんり”なお店を父から継いだ大将が、21年ほど前に奥さんと小籠包などのテイクアウトのお店として再スタート。北京出身の暁玲さんと一緒に「日本人の口に合うように」と餃子のレシピを開発。暁玲さんおすすめはもちっとした皮の食感と、なかからたっぷりの肉汁が溢れる「水餃子」(770円)。焼き餃子はもちろん、中国ではスタンダードだという蒸し餃子も。タレもラー油も自家製だ。出来立てを食べたいというお客さんの要望に応えるうち、通路で食べられる現在の営業スタイルに。

厨房で調理する暁玲さんと女性店員
お皿に乗っているゲンコツチューチューとそれを吸うためのストロー


餃子だけでなく、「ザーサイ」「鶏皮ポン酢」「くらげの酢の物」などお酒のアテにもぴったりな小皿も豊富。なかでもおすすめしたいのが毎週金、土だけ限定メニュー「ゲンコツチューチュー」(300〜500円 ※こちらのメニューは現在販売を休止しております)。お子さんが幼い頃、「チューチュー食べたい」と言っていたことが名前の由来というこちらの一品、8時間ほどかけてじっくり煮込んだ豚の大腿骨の骨髄をストローでチューチュー吸っていただく。ツウは骨髄を吸ったあと泡盛を流し込んで飲んでみたり。
来店多数の場合は、徒歩数秒で、大将が沖縄の陶芸家ポール・ロリマーさんに特注したというスピーカーが自慢の別館も。「通路」で栄町市場の雰囲気と熱気の中でハフハフ食べるもよし、栄町に来たなら、まずはべんり屋からスタートしてみては?

水餃子
お店前の通路の様子。通路端には席が置かれお客さんで賑わっている

べんり屋 玉玲瓏(ベンリヤ イウリンロン)

住所 沖縄県那覇市安里388-1(栄町市場内)

電話 098-887-7754

営業時間 17:00〜23:00(L.O. 22:30)

休 日曜日

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