
高台の静かな住宅街に佇むローカル愛が詰まったCliff Beer
こんな静かな所に醸造所があるんだろうかと不思議に思うくらい閑静な住宅街の中にCliff Beerは佇んでいた。
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CULTURE
琉球パナマは、沖縄に自生しているアダンの葉っぱを原料として作られている。
1904年に始まりサトウキビや泡盛に次ぐ沖縄の大きな産業であった琉球パナマ。
琉球パナマには「空白の100年」がある。そんな歴史の犠牲者となってしまった琉球パナ
マが帽子デザイナー清原世太さんの手によって蘇る。

清原世太さんは国内や世界で活動する帽子デザイナー。昭和初期の帽子の知識に関する文
献を読んでいる時に素材にアダン葉というものがあると知る。アダン葉について興味を持
ち、調べるために沖縄に訪れる。そこで琉球パナマを編んでいる人達(ボーシクマー)と
コンタクトを取り、10年という期間を経て「琉球パナマ」を復活させPlant&Soilでオー
ダー会が開催された。

Plant&soilで行われたオーダー会は7月の2日から4日まで開催された。オーダー会ではリボ
ンの色や形、ハットの種類など全てカスタムすることができ自分の理想の琉球パナマを
オーダーすることができ、オーダー会は大盛況で幕を閉じた。
「古いものを復活させるのも難しいが、それを発展させていくのはるかに難しい」。そう
話す清原さんが考える伝統の継承は沖縄の民芸品としての面を持ちつつ、ファッション性
というエッセンスを組み込むことでその時代にあった形に姿を変えて発展させていくとい
うものだ。「琉球パナマが沖縄の産業のギアを噛み合わす起爆剤の一つに」。琉球パナマ
の素材であるアダンの葉の加工の工程やボーシクマーさん達などの雇用が確立することが
できれば沖縄の雇用問題の改善と産業の活性化にもつながる。



Plant&soilでは、地元沖縄の工芸やアーティストとのコラボを通して沖縄のファッションに新たなムーブメントの創造を発信すべく活動している。
今回のオーダー会を逃したという方でも、サンプルや写真などは見ることは可能。
沖縄の歴史や工芸をアップデイトした今の空気に触れてみたいという方は、一度足を運んでみてほしい。

Plant&Soil
住所 那覇市安里1-1-3
営業時間 13:00~21:00 定休日 不定休
〈Instagram〉https://instagram.com/plantandsoil_okinawa?utm_medium=copy_link

こんな静かな所に醸造所があるんだろうかと不思議に思うくらい閑静な住宅街の中にCliff Beerは佇んでいた。

「ふと立ち止まって、自分の暮らしを考えてこれから5-10年仕事を続けていく中でどういう生き方をしていきたいかな。」と自問自答した。

「もっと沖縄を大事にしないとなって感じるんです」
「沖縄を訪れた人が沖縄のこと好きで、大事にしてくれてるのを見ると、沖縄出身の私たちも、もっと自分達が大好きだと思っている沖縄について考えたり、行動したりしたいと思うんです。」
その言葉は重苦しくなく、率直で、誠実な言葉だと思った。
なんだかそれは「自分をもっと大事にしないと」と言っているようだった。